ゼブラ「ジャストフィット」密着感が心地いい蛍光ペンです。

普段は万年筆を常用しているので、万年筆愛好家の片隅に
こっそり加えて頂きたいと密かに思っているわたしですが
水性ペンやサインペン、蛍光ペンなども使います。
用途によって登場する場面は異なりますけれど。

書類で蛍光ペンを使って文章をマーキングしたいとき
そんなときに限ってキレイにラインが引けないという
残念な事態に何度も遭遇していました。
たぶん、わたしのマーキング修行不足のせいです。
でもそれだけじゃないのかも、と薄々は感づいていました。

マーキング時にキレイにまっすぐ引けないのは
定規を使っていないこともありますが
たいていは時間に追われ書類に追われ
目には見えないものにも追われまくっている日々において
定規を用いてお上品にマーキング♪などどいうことは
休日でもないかぎり難しい状況でしょう。

世の中には、定規を巧みに使用していらっしゃる方は
大勢いらっしゃることと思いますが
わたしのようにめんどくさがりで
マーキングはワイルドかつダンディにするものと
心に決めている方も
多少はいらっしゃることと信じているので
マーキング時の小さなストレスはお持ちなのではないでしょうか。

小さなストレスその①

マーキングしたい箇所でラインが均一に引けない。

これはラインの不均一とともに
分厚いテキストなどのちょうどノド寄りの部分でも
起こることなのです。
どうしてこう不恰好にマーキングしてしまうんだろう。
そう不満に思っていました。
しかも均一にしようと再度マーキングすると
インクの濃淡が変に出てしまったり
塗りなおした部分が裏移りしてしまったりと
良いことは何もありませんでした。

小さなストレスその②

万年筆ユーザーにとっては蛍光ペンなどの
ラインマーカー使用の際のインクにじみは
出来れば避けたいもののひとつですよね。

そんなの顔料インクにすればいいことなんじゃない？
そう思われるのも無理はありません。
ですが世の中にはお気に入りのインクすべてが
顔料インクだというわけではないので
悲しいかな水性インクに対しての
ラインマーカー使用はひやひやものなのです。

印刷物にしかマーキングしないという方にとっては
何のことやらさっぱり、なのでしょうけれど。

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そこでゼブラ「ジャストフィット」の登場です。

ストレス①の解決方法

おそらく、ラインが不均一になるのは
紙との設置面積が均一ではないからなのでしょう。
それを解消すべく、ゼブラ「ジャストフィット」は
なんとペン先が　しなります！

へなっとしなるのです。
ある意味、衝撃的でした。

従来の蛍光ペンというものは
ペン先が固くしっかりしていて
堅いがゆえにきっちりしたラインを引くことができる
というものでした。
けれど紙との接地面はまっすぐではないところも
どうしても出てきてしまう。

一長一短なのでしょうが
やはり気になる人には気になるのでしょう。
まさに「柔軟に対応した蛍光ペン」だと思います。

ストレス②の解決方法

万年筆の顔料インクではにじみは見られませんでした。
気になる水性インクはというと
乾いた状態の筆記であれば泣くほどのにじみはありません。
ここら辺はインクや紙、蛍光ペンとの相性もあるのでしょうが
水分が多いと噂のPelikanのロイブルでも
にじみは気にならず、大丈夫でした。

水性顔料インクを使用しているからなのでしょう。
またボディには「耐水性」の文字もあります。
そこで、「ジャストフィット」で筆記をしたあと
その紙を30秒間、水泳させてみました。
風邪をひいたようすもなく、カラッとした佇まい。
水に強いことを証明してくれました。

ただ、濡れた紙をキッチンペーパーで水気を取った時に
水分とともにインクがキッチンペーパーに写ってしまったので
水泳後はお気を付けください。

でも耐水性が気になるのは机上ではありませんか？
わたしは悪いくせで飲み物をデスクの隅に置いて
作業をしてしまうので、
たまに（ごくたまに、と自負していますが、しょっちゅう）
コピー用紙の上に飲み物をこぼしてしまうことがあります。
あああああああ～と絶叫後
ドタバタと拭きにかかるわけですが
ほとんどがにじんで原形をとどめていない状態になっています。
わたしが悪いのですが
やっぱりちょこちょこ飲みながらがいいのです。
だからやめられません（言い訳です…）。

なのでこういった状況に陥っても
ある程度はおおらかに構えることができるのです。
ただし、書類は保証できかねますが…