ぶんぐと、ぱーふる。

ゆるっと、ふわっと、すきなことを紡いでいきます。文房具、万年筆、ノート、手帳などについて。

Sailor Jentle Ink エピナールについて。

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好きな万年筆インクのお話をします。
新緑の季節とは言えないほどの妙な気候が続いている今日この頃ですが、
季節問わず使用している緑系のインクです。

外観。

 

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 ラベルのような濃い緑色です。

 

スペック。

・メーカー:Sailor (セーラー万年筆)
・容量:ボトル50ml。 インクリザーバー付き。
・定価:1000円+税。
・染料インク。
・ボトルのみの販売。

適当データ。

以下は自分で適当に調べたデータです。
ご参考になれば幸いです。

・インクフロー:申し分ない。潤沢。
・耐水性:文字はうっすら残るので、判読は可能。
     ただし、乾くと周辺の紙が緑色に染まる。
     (筆記後1日経過してから30秒間水に浸して実験をした結果。)
・耐光性:多少薄くはなるものの、きちんと判読できる。
     (筆記後1ヵ月間窓に張り付けて日光にさらして実験をした結果。)
・抜け:OA用紙なら大抵抜けない又はインク溜まりで少し抜ける程度。
    個体差あるが、MOLESKINEでは抜ける。
・オススメの文字幅。
        濃淡を楽しむ→M~Bnib。
        濃い緑を楽しむ→EF~Fnib。
・特徴:2013年、廃盤。
    同社より四季彩シリーズで緑系インクも販売中。
   「海松藍(みるあい)」が暗い緑色。
   「常盤松(ときわまつ)」が緑らしい発色。

発色。

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若草色ではなく、松葉の深い緑色のようであり

苔が水分を含んで年月を経たような深く濃い色合いです。

使用した感想。

・オススメの紙:クリーム色の紙。味わい深さが際立つ。
        もちろん、白色の紙は発色の良さを楽しめる。
・お気に入りの文字幅:M nib。
     細すぎないのでインクの濃淡を適度に楽しめるし、
     太すぎないので紙面を埋め尽くしても
     インクそのものの色の飽きがこない。
・使用中の紙類:NOLTYベルノA5。
        メモ欄で主に使用。
        不思議とクリーム色の紙の上では
        落ち着いた雰囲気を醸し出す。

最後に。

メーカーでは廃盤となりましたが、探せばまだ手に入りそうです。
濃い深い苔色のようなエピナールは、わたしのお気に入りです。

でもPILOTの色彩雫もやっぱり気になっています(笑)

では、さいなら。